2011年3月25日金曜日

暫定基準値 と 一般基準値

「ほうれん草から放射線が検出されました。基準値以下なので、食べても心配ありません。」

 基準値には2種類ある。非常時暫定基準と一般基準。

一般基準値は、WHOと言う、世界保険機関が、地球上の平均を出して決めたもの。
暫定基準値は、日本原子力安全委員会が、こんな状況だから、このくらいは仕方ないと決めたもの。

たとえば、今回放射線が出たほうれん草の場合、
WHO世界保健機関に合わせると、830グラム食べてOK(500mlのペットボトル強)
原子力安全委員会に合わせると、83キロまで食べてOK(男の大人ひとりぶん)


正確な情報をもとに、冷静で適切な判断を。

--補足

WHO/世界保健機構
人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関(国連機関)。本部はスイス。
 
原子力安全委員会
原子力の研究、開発および利用に関する事項のうち、安全の確保に関する事項について企画し、審議し、および決定することが任務。
だけど福島の原子力発電所の安全を守れなかった。

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